【口臭で悩む日々】職場での辛い体験から思うこと

悲しい

私は当時23歳で、女性新入社員でした。大学時代から口臭に悩まされていました。原因は明確ではありませんが、恐らくストレスであったと思います。配属先の部署で、教育担当の先輩と仕事の話をすることと、フロア全体に響き渡る怒号がとても嫌でした。

鼻をつまみながら話をする教育担当の上司

なぜ、嫌だったと思うのかと言うと、その当時は怒られることは仕方がない、当たり前だと思っていたのでお話をすること自体には嫌悪感を抱いていなかったと思います。何が嫌だったかというとその先輩と話をする時、その先輩は必ず私に向かって鼻をつまみながら話をします。

口臭もひどいし、仕事用サンダルに履き替えただけで、足が臭いと影で言われていました。男性でもエチケットととして、気を使うところではありますが、当時の私はどうすることもできませんでした。気にしてはいましたが、対処方法が全くわからないまま、部署で誰とも話さなくなってしまいました。

後輩からも、質問は私にするのに、口臭がひどいのをどうにかしてほしいと影で言われていました。そのような感じで三年目になるまで仕事をしていました。せめて、何か対処しようと思い、お茶をたくさん飲んでみたり、コーヒーをやめてみたり、口をうがいしたり、口臭がきつくなる原因をネットで調べたりしました。

退職後、体をやすめることで徐々に回復の兆しが

しかし、大学時代から口臭がひどいのを気にしていたので、なかなか治りませんでした。話もつまらないし、口臭はひどいし、一緒にいて何もメリットがないと思われていたと思います。結局、会社でも孤立してしまい、仕事もできないまま三年目になってしまい、居心地も悪かったので退職し、しばらくゆっくり休むことにしました。そうしたら、徐々に口臭が気にならなくなりました。

私はこのことから、口臭がひどくなってしまうくらい辛い環境であるならば、潔くその環境から逃げることもアリだと思います。自分の体が、SOSを出しているならば、自分の心にも耳を傾けてもいいと思います。また、ブレスケアなどのエチケット用品に頼ってもいいと思います。エチケット用品にお金を出して、それを機に人脈を作ることができるのなら、とても安い出費です。

辛い環境にあっても、自分をケアする大切さ

しかし、エチケット用品でも誤魔化せないのであれば、体、または心に異常があると思います。心というのは、我慢ができないくらいの嫌悪感を抱いているという状態のことです。口臭の原因の一つは、心がダメージを受けて胃が悪くなったり、歯周病になったりして体がSOSを出しているのではないかと感じました。とにかく、自分を見つめ直し、自分をケアすることが大切だと思います。

この記事が、少しでも臭いに悩んでいる方々の為になることができたら幸いです。

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