家族が眠れない程の悪臭を放つ足 その本当の正体とは

安全靴

家族が眠れない程の足の臭いはどれほどの臭いか想像できますか。

そんな僕は解体業をやっています。主に建物を解体したりするのですが、いつもゴツイ作業用のブーツスタイルの安全靴を履いています。

雨の日も風の日も仕事はやりますので、毎日同じ安全靴で現場にでる毎日です。

安全靴を履いての仕事といえば、

  • 工事現場
  • 船舶関係
  • ○○製作所
  • 重量物搬入作業
  • 倉庫業

他にもあると思いますが、最近は安全靴もスニーカータイプで通気性の良い安全靴もあるようで、あまりブーツタイプのゴツイ安全靴もあまり見かけなくなったように感じます。

しかし、僕のような解体現場や工事現場など重量物を扱う現場や、溶接や金属加工を行う○○製作所などの工場で火の粉が靴にかかったりするような危険度の高い現場では、安全面からスニーカーのようなタイプはちょっと役不足です。

やはりブーツタイプの靴を選びますし、会社によってはいまだにブーツタイプの物に規定している会社もあるようです。

体を使っての作業がほとんどなので、特に夏の炎天下の作業では汗もかなりかくし当然通気性の悪いブーツタイプの安全靴は、靴の中がかなり蒸れてしまいます。

安全第一とは、こういう事も含んでいるわけですが、足が臭くなるのはさけられません。吸水性の高い靴下や中敷きなどで対策する方もいらっしゃいます。

そんな、わりと劣悪な環境のなか、僕の場合はあまりにも無頓着すぎて最悪の状況を自らつくりだしてしまったようです。

僕のような汗をかく仕事でなくても、靴の中が蒸れて臭いが発生するメカニズムは程度こそあれ、だいたい同じではないでしょうか。

その誰もがおこりうる最悪の状態が

足の炎症です。

これを一度発症してしまうと、足専用の薬用石鹸や消臭クリームなど、どんなデオドラントグッズを使用しても足の臭いは全く落ちません。

あれこれケアしているにもかかわらず、全く改善がみられない場合、皮膚が炎症を起こしてる可能性があります。

マジギレ ! 嫁から衝撃の一言が

マジギレ

僕は28歳で、現在嫁と二人の息子と暮らしているのですが、仕事が終わるのがいつも夜10時くらいになるので、自宅に帰るのがいつも夜11時過ぎになります。

それからご飯を食べたり、また、疲れて帰った時は食事をとらずにそのまま寝てしまったりします。

その日も少し同僚と飲んで帰ったので、帰宅後すぐ風呂に入ってそのままいい気分で寝ていたところ、深夜の2時ごろ突然夜中に嫁にたたき起こされました。

仕事の疲れとお酒も入っていたので、寝起きも意識がもうろうとした状態の僕に嫁から衝撃の一言が、

「あんたの足が臭くて眠れない。マジで臭いからどうにかして!」

息子達は違う部屋で寝ていたのですが、一緒に寝ていた嫁がついにギブアップしたようでした。

雨の日もびしょびしょになりながら履いていたブーツスタイルの安全靴もそのまま脱ぎっぱなしで玄関にいつも置いているので、かなりの悪臭を放っているようでした。

言うまでもなく当然僕の足も

薬用石鹸で洗っても落ちない臭い でも自分では気がつかない

お風呂には入っているのですが、全然臭いが落ちてないと嫁に言われました。今までの我慢が爆発したように、嫁は臭いに我慢していたことを永遠1時間くらい寝起きの僕に訴え続けました。

「そんなに臭いか?」

と、思った僕は自分で自分の臭いには、なかなかに気づかないんだなとふと感じてしまいました。

言われたあとで、極端に足に鼻を近づけてみると確かに何かが腐ったような臭いが少し残ってるようで、それでも大した事ないんじゃないかなと思ったのもつかの間、嫁はかなり苦しそうでした。

それから何度か石鹸でいつもより丁寧に洗いましたが、あと少しの臭いがなかなか落ちないんですね。

仕方がないので念のため皮膚科にいくことにしました。

足の状態が最悪 ! 湿気と菌の繁殖で足の炎症が発覚

診察の結果、ぬれた状態でブーツスタイルの安全靴を履き続けたために、足が湿気と菌の繁殖で炎症を起こしているといわれ塗り薬を処方されました。

それを機に以下の3点を行いました。

炎症を抑える薬を朝晩2回塗る。

安全靴も3足そろえて定期的に履き替える。

安全靴を定期的に洗う。

これで、まあ普通に足が臭いレベルまで、改善されました。

まだまだですが、やっぱ病院で処方される薬は良く効きますね。

それと、せっかく足が綺麗になっているのだから、普段履いている安全靴にも気を使いました。

僕は何年も気にせず来ましたけど嫁は限界だったようです。また医者いわく、炎症もかなり広範囲にひろがっていて、足の状態もかなり悪かったようです。

この時期に気づくことが出来てよかったなと今では感謝しています。

せわしなく仕事に集中していたので、あまり自分では気にしていませんでしたけど、作業が大変で劣悪な環境であるが故に、足のケアも含めて身なりを清潔にすることをより一層心掛けないと家族にまで迷惑をかけてしまいます。

この一連の出来事を先輩や同僚に話したところ、体の臭い、足の臭いに関しては職場の同僚も皆同じような問題は少なからずあるとの事ですが、そこまで酷い話は聞いたことないと爆笑されました。

足から放つあまりの悪臭で、嫁に夜中にたたき起こされ、1時間以上説教されることはなかなか無いのではないでしょうか。

足の臭いで悩んでるなら一度、炎症もうたがってみるのも必要です。

僕の場合は塗り薬だけの外からの治療ですみましたが、内臓の疾患が原因で足の臭いがキツクなることもあるようです。

石鹸や消臭クリームなどをつかっても、皮膚が炎症をおこしていたら全く効果なしです。

 

コメントは受け付けていません。