私は汗の臭いで恥ずかしい思いをしたことがあります。当時19歳の女子大生だった私は某テーマパークでアルバイトをさせて頂いていました。配属先は屋外で自動操縦されている船に乗り、ゲストをガイドするアトラクションでした。一応屋根で日陰にはなっているものの、夏場は3周もすれば汗だくでした。
その日は、当時付き合っていた彼氏が共通の友人たちと一緒にテーマパークに遊びに来るとのことで、ちょうど午前でバイトの終わる私は途中で合流し、そのままパークで遊ぶ約束になっていました。しかしそんな日に限ってマシントラブルがあり、ゲスト対応に追われて約束の12:30には仕事が終わらず、結局1時間ほど遅れて更衣室に駆け込みました。
焦りながらも、万全の汗対策をしたつもりが。。。
普段であればシャワースペースでシャワーを浴びて、制汗剤を吹き付けてから帰宅したり遊んだりします。しかし、友人や彼氏から
「ご飯を一緒に食べたいから遅れても食べずに待ってる」
と言われていたので、とりあえず香り付きの汗拭きシートで汗を拭き、同僚から借りたシーブリーズで全身の火照りを収めて、制汗スプレーを吹き付けて彼らと合流しました。
普通に一緒に歩いている時はどうともなかったのですが、レストランで彼のとなりに座った時に彼が「ん?」という不思議な顔をしました。そして、私に対して
「シャワー浴びてこなかったの?」
と尋ねました。しっかりと対策をしたはずだったのにまだ臭かったかな、と恐る恐る聞くと「制汗剤の匂いが臭い」とのこと。
私は自分の汗の臭いを気にする余り、あれもこれもと自分の体につけてしまったのでそれらが混ざり、さらに洋服の柔軟剤等の香りまで加わってとんでもなく匂いがきつかったらしいのです。ひとつひとつはとてもいい匂いなのですが、たくさんつけると本当にきつい匂いになっていたようでした。
自分の臭いは自分では気づかない。だから厄介なのだ ! !
臭いを気にしていることがばれたことが、当時の私はとっても恥ずかしくて、穴があったら入りたい気持ちでした。友人たちは
「急かしてごめんね。女の子だから気になるよね。この後シャワー浴びてきていいよ。それから遊ぼうよ!」
と優しい言葉をかけてくれました。しかしそれが本当に申し訳なくて、より恥ずかしかったです。
それからは香水や制汗剤、汗拭きシートは全て同じ香りの系統のものを揃えて、つけすぎたり人と会う直前につけたりしないように気をつけています。汗の臭いだけでなく、人工的な匂いでも、つけている本人はその強さに余り気づかないんだなぁと思わされた出来事でした。
デオドラントグッズは足りない所を補う感じで使用しましょう
汗をかいた後に人に会うというような事は結構あります。今回の私のようにアルバイトが屋外、スポーツジムで汗をかいた後人と会う。こういう場合の臭い対策は気を付けないと私のようになってしまいます。
本来、汗そのものには臭いはないので、例えばシャワーが使える環境にあるならば、シャワーを浴びて下着を着替えるだけでも臭いはある程度抑えられます。
シャワーがない場合は、
- 臭いをおさえるのか
- 汗を抑えるのか
- 汗、臭い両方抑えるのか
とりあえずこの3つを考えて対策すれば、間違いないです。臭い対策はデオドラント系の製品を、汗対策は制汗剤を、両方の場合はどちらも使用することになりますが、この時に注意が必要です。
両方使用する場合はどちらか、あるいは両方無香料の物を使うと、匂いが混ざらなくて不快な臭いはでません。また香りが欲しい場合は両方同じ系統の香りにしておくのもありです。 いずれにしても、あまりごちゃ混ぜで使用せず足りない所を補う感じで使用するといいですね。