吐き気を催す程の汗臭い事態に遭遇した瞬間 自身のケアも心掛けるようになった

工場跡地

私は、海外転勤にて東南アジアで仕事をしていたことがあります。そこでは、色々な国の人が集まり仕事をしていました。そのときのガチな出来事です。

その国は、年中暑い国で、寒さに弱い私にはちょうど良い国でしたが、汗っかきでもあるので、その点で汗の臭いなどが心配でした。製造系の仕事で工場での仕事がメインだったので、現場を動き回ることが多くありました。

30分で汗だくになる程の環境での作業

その工場では冷房が設置されていなかった為、少しでも歩くと汗が滴り落ち、始業時間から30分もするとすでに汗だくで、シャツを着替えたいくらいになるんです。

しかし、30分に一回も着替えていると、8時間で16着も必要になり、そんな無駄なことはさすがに出来ません。

そのため、我慢して着替えはしませんでしたが、事務所に戻り、冷房が効いている部屋で休憩がてら、資料をまとめたり、分析状況の確認をしたり、生産計画と実績、フォーキャストを照らし合わせて、生産予定を変更したりと、8時間勤務の内、3時間は屋外でってこれが暑いのなんの。それから5時間は事務所で仕事をするような職場環境でした。

家族にも煙たがられる自分の臭い

それでも、家に帰り、嫁と子供に会うと直ぐに、

「汗臭いから近寄らないで、直ぐにシャワー浴びて」

と言われ、ハグも何もしてもらえません。そして、シャツも汚いものを触るかのように、つままれて、洗濯機の中に入れられ、嫁、子供の物とは別口で洗濯をされていました。

確かに、自分でもものすごく汗臭くて、車に乗っている最中、余りの汗臭さに窓を全開にしたりしていました。そんな私でも、現地の人なのですが、びっくりするほど臭いがきついと感じる人がいました。

同じ会社の人でしたが、汗の臭いもものすごかったのですが、その臭いとともに、ワキの臭いが混ざって、ありえない臭いを振りまいていたのです。

よくない発言かもしれませんが、普段から外国の方は、比較的体臭がきついと感じていましてしかも世界的人口からみても、ほとんどの方がワキガ体質だそうですね。

おまけに、高温多湿な気候の元で作業するわけですから、ある程度はしかたのない事です。そう理解しているつもりではいましたが、まさかの事態が起こってしまいました。

雨の日の繁華街はこれと同じ状態

屋外で作業をしていると、突然の大雨で、現場で作業していた人のほとんどが、近くにあった倉庫に一時的に避難をしたのですが、なんとその人も一緒の倉庫に逃げてきたのです。大雨の前は快晴でとても暑く、皆汗をかきまくっていたからさあ大変です。

そんなときに狭い倉庫に、そこで作業をしていたほぼ全員が一緒の空間に入ってしまったので、ありえない臭いが倉庫内に瞬く間に充満してしまったため、ものすごい吐き気を催しました。

しかし、ほかの人に悪いという気持ちと、吐いてしまうとみんなが心配して近寄って来ると思ったので、吐くのを我慢するしかありませんでした。

かなり必死な状態です。

壮絶な体験から自身の体臭について考える

雨足が弱くなったのを見計らって、直ぐに倉庫から事務所に戻り、トイレに直行しました。そこで、昼に食べたものをほとんど吐き出してしまいました。後にも先にも、人の臭いで吐いたのは始めての経験でした。

体の不調やお酒に酔った時などに、妙な臭いが漂ってきて誘発されてもどしてしまう。なんてのは「あるある」だとおもいますが、全くしらふの状態からこの流れは、なかなかないんじゃないかと。

しかし、連休で日本に帰国した時に思うのが、現在の日本でも気温や湿度が高くなっているし、突然の豪雨や雷雨もかなり頻発していますよね。

そんな時に繁華街あたりでは、人が一斉にビルや駅の構内に駆け込んだりすると、これと同じ状態ではないでしょうか。

そんな事を考えていると、他人事ではなく、私自身も体臭にはかなり神経をつかうようになり、職場でも家庭でもこまめなケアをするように心掛けています。

 

 

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