服の臭い 口の臭い いろんな臭い

禁煙

現在30代の男性です。仕事は営業をやっています。臭いについて自分自身は無頓着なので、他人の臭いもあまり気になりません。電車などに乗っていて若い女性が隣に座っていると「ああ、いい匂いだなあ」と思う事はありますが、他人の臭いで不快な気持にはあまりなりません。しかし、逆に私の臭いのせいで他人を不快にさせてしまった事は多々あるのです。

大学生時代は、臭いで悲惨なことが次々と

18歳の時、大学では運動系(武道)のサークルに入っていました。道着を着て練習するのですが、一日の練習が終わると大量の汗をかき道着はとても臭くなります。自宅通学をしている人は家で洗濯してもらえるから良いのですが、私の場合は下宿で洗濯機も台所もありませんでした。コインランドリーに行くにもお金がかかるので汚れた道着を洗濯するのは3日に一度くらいでした。

仕方ないので道着にヘアートニックを振りかけて稽古に参加していました。稽古の時にはマンツーマンで上級生が下級生を指導するのですが、たぶん私の道着は異様な臭いを発していたのでしょう、「稽古お願いします ! 」と上級生に頼んでも嫌な顔をされることがしばしばでした。

洗濯できないと、臭いし嫌われる

特に女性の先輩にはことごとく練習相手を断られました。あるとき同級生が「お前、臭いがきついから先輩に嫌われてるぞ」と教えられ、それ以降は練習が終わると武道場内にあるトイレの洗面台で道着を洗い、それをビニール袋に入れて家に持って帰り干していました。しかし、梅雨時などはなかなか乾かず、ドライヤーで乾かして急場をしのいでいました。

20才の頃には口臭で他人に嫌われるという事がありました。稽古のない夏の長期休みの時に塾講師のバイトをやっていたのですが、そこではやはり女子生徒に嫌われていたようです。中学生相手の授業だったのですが、当時、私は喫煙していましたので、そのタバコの臭いのせいでしょう。

苦情が来るほどの事態にキッパリ禁煙 !

教室内を回って問題がわからない生徒の横で顔を近づけながら説明することがあるのですが、口と鼻を手で押さえ、露骨に顔をそむけられる事がありました。煙草の臭いというのは吸っている人にはわからなくても吸わない人には敏感にわかるものなのですね。

塾の経営者に「生徒の保護者から苦情が来てます。タバコの臭いを何とかしなければ辞めてもらいます」と言われ、それ以降きっぱりとタバコはやめました。念のために仕事が始まる前にガムをかんで口臭を消すのも心がけました。以降、今日に至るまでタバコは吸っていません。

現在営業の仕事をやっていますが、これまでの経験から服の臭いと口の臭い、これだけは十分に気を遣っているつもりですが、もしかするとほかの臭いで他人に嫌な思いをさせているのかもしれません。お酒を飲んだ翌日などは「酒の臭い残ってないかなあ」とちょっと不安になることもしばしばです。

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