スポーツをしてる学生の方、あるいはダイエットや健康の為に汗をかく機会が多い方は、シャツについた臭いに困った経験がありますよね。
私自身が大学生の頃に汗臭い匂いに困っていました。
・人に鼻をすすられる。
・臭いに関して、何となく陰口を言われているような気がする。
・大学生や社会人になり、ひとり暮らしをはじめたが、環境的に洗濯物が外に干しにくい。
でも大丈夫です。お洗濯の時少しの手間を加えれば、シャツの臭いはきれいさっぱり落とすことができます。
体臭と一言でいっても臭いの出どころは色々で、洗濯の仕方が悪く、衣類からの臭いが原因の大部分になっている事もかなりあるのではないでしょうか。
結果、それを着ている本人が「臭い」となってしまいます。
ただ、洗濯物が臭いだけで、「臭い」とか言われるとショックですよね。お洗濯の仕方を今一度見直して、快適にスポーツを楽しむ為にも最後まで読んで頂けたらと。
目次
汗だくになってテニスに打ち込んだ大学生活
大学でテニスをやっていた頃の話ですが、よくある大学のサークルよりも練習がハードで、女性ながらも体育会系のノリで先輩も厳しかったですし、入部したての頃はまだ18歳という若さでもあり、体力には自信がありました。そのため、少々トレーニングがキツくてもどうにか周囲のペースについてゆける状態でした。
自分で言うのもなんですが、かなり真剣に頑張っていました。上下関係も意識して礼儀正しく振る舞っていたので、先輩たちからも結構可愛いがってもらっていました。ところがある日、更衣室でとてもショックな話を耳にしてしまったのです。
思い当たるふしはあったけどショックな会話が耳に
「あの子、今日も臭くなかった。真面目な子なんだけどねぇ。」
「やっぱりあのニオイって公害だよね?
「誰か教えてあげなよー。」
と誰かが返事をして、先輩たちがゲラゲラ笑う声がしました。
先輩たちは、ロッカーの向こうに私がいることには気づいていなかったようです。
「あの子」と話していただけで私のことだと決めつけるのは早合点かもしれませんが、私にはなんとなく自覚がありました。それは、いつも練習で着ているTシャツの臭いです。
練習中の事を回想するとますますショック状態に
もちろん毎回洗濯はしています。洗った直後は全く臭いません。でも、運動をして汗をかいてくるとシャツから鼻にツンとくるような酸っぱい臭いがしてくるのです。
抗菌タイプの洗剤や香りつきの柔軟剤を使ったり、花粉症のシーズンでも外に干して日光を当てて干したりしていたのですが、それでも臭います。洗濯機のドラムまで洗浄したのにそれでも状況はちっとも変わりませんでした。
自分でも運動後、着替える時にツーンとした臭いを感じていたのですが、練習に夢中になっている間、他の人にまで臭っていたのだろうか?と思うとかなりショックでした。
本当に私のことなのかは分かりませんが、言われても全く不思議ではない状態だったので、どうにかしなければ・・・と、色々試してみることにしました。
熱湯消毒も良いが臭い除去には粉状の酸素系漂白剤できまり
洗濯したばかりの衣類は臭わないのに、汗をかくとそれ以上に臭ってしまうのか ? と言う疑問がのこりますが、ようするに汚れが完全に落ちてないんですね。
そこで、よく聞く熱湯をかけて殺菌する方法からやってみましたが、これが大失敗。
洗濯前にバケツにシャツを入れて熱湯を注いでみたのです。コットン100%の無地のTシャツはこれで大丈夫でしたが、ポリエステルが含まれたシャツはこの方法ではシワシワになってしまい、アイロンを当てて伸ばしてもダメでした。
一番良かったのは、粉状の酸素系漂白剤に2時間ほどつけ置きをしてから洗濯するという方法でした。シャツの選択表示には、30度以下のぬるま湯までならば大丈夫という表示があったので、そのくらいの温度のぬるま湯に酸素系漂白剤を多めに入れて着け置きしてみました。
漂白剤は、冷水よりお湯の方が効果があるようです。しかしながら、あまり温度が高すぎると逆に衣類の繊維にダメージをあたえてしまいますので、この辺りは衣類についているタグをよく見て判断しましょう。
その後は、普通に洗濯機でゆすいで脱水します。これでTシャツの繊維の奥に絡みついていた雑菌を殺菌することが出来たようです。
スポーツしていた頃の経験を活かして臭いを撃退
今でもその頃の経験をもとに夏場の洗濯では、時々この方法でTシャツを洗っています。
現在我が家では、
・普通の洗濯は、液体タイプの酸素系漂白剤を洗剤と併用して使用。
・汚れ、黄ばみ、臭いが酷くなったものは、粉末タイプの酸素系漂白剤で着け置きした後普通に洗濯。
この組み合わせで使用しています。
漂白剤は塩素系ではなく、酸素系で粉状の色柄モノOKのものを使用するのが生地を傷めないコツだと思います。色落ちの心配がなく効果テキメンですのでやってみて下さい。
但し、水洗いができない毛やシルクが入っている衣類やファスナーなどの金属がついた衣類もその部分が変色したりするので、この方法はNGのようです。
まとめるとこんな感じです
・家庭で使う衣類用の漂白剤は、色柄物でも使える酸素系を選ぶ。
・液体タイプの酸素系漂白剤は、普段の選択の時洗剤と併用して使うと生乾きの臭いを抑えることができる。
・粉末タイプの酸素系漂白剤は、弱アルカリ性でオールマイティーに使用でき特に着け置きには最適。
・熱湯消毒はコットン100%の生地であれば消臭できる。
注意点
・熱湯消毒はポリエステルリエ繊維の生地はシワになってしまう。
・水洗いができない毛やシルクが入っている衣類は使用しない。
・ファスナーなどの金属がついた衣類もその部分が変色したりするので使用しない。