石鹼の泡はクッションになり摩擦によるダメージから肌を守るのがその役割

泡だてる

体を洗う時、力まかせにゴシゴシ洗いしていませんか、ゴシゴシ洗いは皮膚を傷つけるばかりか、皮膚表面にある皮脂まで取り過ぎてしまい、逆に体が皮脂を分泌して体臭など、臭いの原因になったりします。石鹸を上手に使った体の洗い方を紹介します。

石鹸を上手に使うには、クリーミーでなおかつフワフワの泡をたてるのが必須ですね。

体を洗う時過度な力を加えてゴシゴシ洗いしていませんか ?

顔の皮膚は薄い部分がありデリケートです。しっかり泡立てて丁寧にあらってますか ?

石鹸を泡立てる時にどんな素材の商品つかってますか ?

色々調べた結果、間違った洗い方をするとしわやたるみなどの皮膚トラブルをおこす原因にもなるようです。

バスタイムがもっと楽しくなるようにと思って書きましたので、最後まで読んで参考にして下さい。

体を洗う時の注意点

石鹸を泡立てる理由は、肌への優しさと、しっかりと汚れを落とすために必要なことです。

水分を加えて泡を作ることで、毛穴の奥の汚れまでも浮かび上がらせることができます。水分と油脂を混ぜ合わせる力がある界面活性作用により、あらゆる汚れを溶かして落としていくことができます。

ホイップクリームのような泡で摩擦をへらし優しく洗う

泡は毛穴や皮膚の表面などから、汚れを吸着してはがし取ることができます。フワフワの泡は汚れをキャッチして吸着し、そのまま包み込みますので、過剰な力で皮膚を擦る必要はありません。

水分を含ませて作る泡にはたくさんの空気も含まれているのため、柔らかなクッション性があります。泡を十分ホイップクリームのように作ることでクッション性が出てきますので、皮膚を直接摩擦するようなダメージを与える必要がなくなります。

肌トラブルとなるゴシゴシ洗いはやめる

さらに十分な泡で体を洗うことは、肌トラブルを防ぐことにもつながり、健康で美しい肌を維持しやすくなります。

力を入れてゴシゴシ洗いをしてしまうと、特に脂性の人は皮脂を取り過ぎてしまって、体か皮脂を大量に分泌してしまい臭いの原因になります。

反対に乾燥肌の人は、冬場などははいっそう皮膚の乾燥がすすみ、かゆみがでたりします。

エステや温泉などで古い角質をとるアカスリなど、プロの人が行うケアなら問題ないですが、普段の入浴で毎日ゴシゴシするのは肌トラブルの原因にもなるのでやめた方がいいです。

洗顔をする時の注意点

見た目よりも皮膚の厚みは大変薄くて、特に顔の肌などはとても薄くてデリケートです。

洗顔は毎日行いますが、強い力を加えて手のひらで擦る洗い方をすると、皮膚には大きなダメージが加わります。人間の肌はとてもデリケートですし、顔のパーツ的にもすべてが同じ皮膚の厚みではありません。

目元や口元などの皮膚の薄い部分は細心の注意を

目元や口元の皮膚はとても薄く、おでこや鼻に顎パーツはある程度厚みみがあります。

皮膚の厚みや肌質も人それぞれ違いがありますが、ある程度力を加えたとしても、厚みがある部分は力をそれなりに吸収することができますが、皮膚の薄い部分は厚みのあるパーツより、力の負担による皮膚へのダメージを受けやすいです。

皮膚に無駄な力がかかると、それが日々積み重なっていき皮膚の細胞を壊すことになり、しわやたるみの原因にもなります。

そこで、石鹸や洗顔フォームを使う際にはしっかり泡だてた状態を作り、肌を直接擦るのではなく、手と顔の皮膚の表面の間に泡を挟んで、その泡を動かすように洗いましょう。

泡によるクッションの役割でダメージ軽減

こうすることで、手のひらからの強い負担を泡がクッションの役割となり大幅に軽減させることができます。

泡がもたらすクッション効果は大きな意味を持ちます。肌をクリーンな状態に、そして健康的な美肌を維持するためにも、この方法で洗顔をすることが重要項目だと言えます。

毎日の洗顔や女性ならばメイク落としの時も、ホイップクリームのような泡で洗顔すると使い心地もよく大変気持ちの良いものです。

そのためにも洗浄剤は十分泡立てて使用しましょう。泡によって配合されている洗浄成分が、よくなじんで洗浄力もアップします。

お風呂が楽しくなるバスタブいっぱいの泡をたてるグッズ

石鹸を十分に泡立てることで、泡がクッションの役割を果たし肌を直接擦ることなく、汚れを包み込んで洗い流し、肌を健やかで美しく維持できることはわかりましたが、実際に泡を立てるグッズについてお伝えします。

我が家の泡立てネット

一つは洗顔するときに使う「泡立てネット」とよばれているもので、化学繊維で作ったネットをくしゃくしゃにして、ソフトボールより少し大き目の球体にまとめられたものや、ネットを三角形におって角にプラスチックのフックをつけた物がありますね。

100円ショップなどでも売られていて、簡単に手にはいります。我が家では球体でしかも少し大き目の物を使っています。大きい方が泡立ちが良いです。少ない石鹸の量でもビックリする位泡がたちます。

我が家の泡立ちタオル

泡立てタオル,ポリ乳酸

手の届く範囲は、もちろん上記の通り手にたっぷり泡をとり、ゆるゆると泡を動かす感じで洗いますが、背中は手がとどかないので「泡立ちタオル」をつかいます。ボディタオルともいいますが、これを使うことでたっぷりの泡を保持したまま背中など手の届かない部分も洗うことができます。

( 写真は、我が家で使用しているファンケルのポリ乳酸配合のボディタオルです。)

体を洗う商品としては、

木綿

化学繊維

ポリ乳酸

などの素材でできたタオルがありますが、泡立ちということであれば、化学繊維かポリ乳酸の素材に軍配が上がります。それ以外の物は、体には優しい素材ですが、泡立ちは弱いようですね。

一方の化学繊維ですが、泡立ちは抜群によくて丈夫で価格も安くて良いのですが、泡がたっていても肌にガサガサした摩擦がおきやすく、私のような乾燥肌にはチョット辛い。お風呂から上がって体が乾いてくるとかゆくなったりします。

最後にポリ乳酸ですが、あまり聞きなれない素材ですが、植物のでんぷんを摘出してできた繊維だそうで、泡立ちは大変良くて使い心地としては、普通のタオルの感じでしかも泡立ちが良いといったところで私個人の意見ではありますが、今のところポリ乳酸が一番です。

是非参考にしてみてください。

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