【麻】ずぼらな私でも手間いらずでお手軽な万能素材

映画館

私の避暑地はもっぱら映画館に限る。がしかし、冷え性の方は特に注意してもらいたい事と、それを解決する素晴らしい素材について、私の体験を通してお伝えしようと思う。

暑いのか寒いのかよくわからない春先や、あるいは真夏で、外は猛暑なのに映画館やカフェなど建物に入るとクーラーがガンガン効いていたりと、急な温度変化やそれらが誘発する汗、臭いなど、夏の暑い時期は女性にとって体に負担のかかる要因が沢山あります。

そういう時でもある程度オールマイティーに対応できて、また雑に扱っても質感がそれっぽいからぜんぜん大丈夫。

それが「麻」

種類が少ないけど、この素材は本当に重宝しますよ。

私の定番の避暑地は映画館 しかしそこに潜む落とし穴

映画好きな両親に連れられ、幼い頃から夏休みは映画館へ行くのが定例行事だった。当時はまだ予約席も少なくて、満席のときは新聞紙を引いて階段に腰掛けることも少なくなかった。

上映中は、笑いたいときに笑って、泣きたいとき泣いて

観客が一体となり、映画を楽しんでいたように思う。

だからか、最近の映画館の雰囲気よりいくぶん騒がしさが目立っていたように思うが、そんな映画館通いも成長するにつれ、友達で、一人で、と変化するものの、夏の暑さをしのぐ絶好の場所には変わりなかった。

ギラギラ照りつく太陽の下、半袖にパンツスタイルというリラックススタイルで街を闊歩し、エアコンがガンガンに効いたシアターへ突入する。

運動不足の私の身体が「冷え」に襲われシアターの外へ

天国だなー!

なんて内心ほくそ笑んでは、持ち込んだジュースを片手に映画を楽しむこのスタイルは、学生時代に出来上がった楽しみ方だ。そんな楽しみ方を満喫していた25歳の夏に事件は起こった。

女性の25歳は若い、とはいえ、日頃は事務職に邁進し、運動からは縁遠い生き物だった私である。悩みといえば、女性の天敵そう、

冷え性だ。

話題の中心も恋愛ごとが少なくなり、健康がテーマの中心になってくる辺りは、日々の生活習慣によるところがかなり影響しているのだろうが。つまり

お腹が冷えてトイレに行きたくなったたのである。

映画好きな人ならお分かりいただけるだろうが、上映中にシアターの外にでるということは、断腸の思いと言っても過言ではない。

しかし、お腹の冷えは待ってはくれない。私はシアターの外へと飛び出した。

「私のバカ!なぜもう1枚羽織ってなかったんだ!」

とトイレの中で散々後悔し、シアターに戻ったところで、映画の進行は待ってはくれない。もちろん映画は最後まで観たものの、いまいち消化不良で、エンドロールが終わるころには、またしても

「なぜもう1枚…!」

という後悔の念が頭を占拠した。

急にまわりの人のファッションが気になりいざ ショッピングモールへ

まわりを見渡してみると、ほとんどの若い子は私と同じくTシャツスタイルが多いものの、おばさま方はきちんと一枚羽織っていらっしゃる。その方たちは、

  • パーカーでスポーツ系
  • レースがあしらわれた上品系
  • 長袖Tシャツ一枚勝負

に至るまで様々である。

さすがは年の功、

「わかってらっしゃるなぁ ! 」

と感心するままよろしく、自分の服装についてもさっそく考え直してみた。たしかに映画館は冷える。

今まであまり気にしてこなかったが、照りつく太陽の元気温が30℃を超える屋外から急にエアコンが効きまくった館内で、冷気にさらされたまま2,3時間座っているのだから体に良いわけがない。

かといって、長袖を着て街中を歩くのは、ちょっと暑くて我慢ができそうにない。暑い場所は暑い。それなら羽織りが必要だな、とシアターをでた足でショッピングモールのお店をプラプラすることにした。

ファッションに無頓着でも大丈夫 ! カジュアル衣料品店の力をお借りしよう

ショッピングモール内にはいろんな客層やシーンに対応できるよう、パジャマから喪服、ドレスまでご用意いただいているが、やはりここは某有名カジュアル衣料品店の力をお借りしようと思った。

なにせ、25歳に至るまで、映画館は冷えることに気づかない無頓着さと、助言をくれる友人までいない状況である。

ファッションのことなど考えたこともないが、「UQ」は全日本人が着て許される安心ブランドだ。そんなわけで「UQ」に突入し、考えるまでもなく店員さんに尋ねた。

もちろん多少の恥じらいは残っていたので、同年代の女性店員さんに声をかけた。彼女は「映画館は冷えますよね」とまではいかないものの、状況をは察してくれたようで、私の好みのカラーや服装を問診したあと、商品棚から2つの服を持ってきてくれた。

女性 1

映画館で着るのに、向いてる上に羽織るものってどれですかね ?

店員さん

こちらは綿で、吸湿性があって、肌触りがいいのが特徴ですね。こちらは麻で、吸水性と速乾性に優れています。

要するに綿の素材のパーカーと、麻の素材のブラウスである。今までは衣類の素材について考えたこともなかったので、そんな違いがあるなんて、目からウロコな思いだった。それでもまだ決めかねていた私に店員さんからもう一声。

女性 1

・・・・・

店員さん

わたしは麻がオススメですね。お値段は少し上がりますが、軽いので持ち運びしやすいし、シワになってもアイロンいらずですよ。

またまた目からウロコである。ブラウスにアイロンが不要だなんて!今まではアイロンが嫌で、なるべくブラウス類は避けてきた。にも関わらず、そんな素晴らしい「麻」と言う素材があるなんて。

ここまで納得すれば、これはもうお買い上げだな。

夏の私の定番衣類となった【麻】

麻のブラウス

それから麻のブラウスは、夏の私の定番衣類となった。着始めてみると、

  • 汗は乾きやすい
  • かさばらない
  • シワができても麻はそんなもの

こんな素敵な性質を持地合わせたて最高の衣類だ。そして30歳を超える今では日差しの強さが肌にこたえるようになってきたが、

そんな問題も、麻には紫外線防止効果があるから、羽織るだけで解決する。まさに万能な衣類なのだ。25歳の夏から、家族や少ない友人にも普及しまくった結果、夏の衣類はみんな「UQ」の麻ブラウスを着てくれている。

抜群の性質をもつ麻 まとめ

・繊維が強い

・張り、通気性があって涼しい

・吸水性と速乾性に優れている

・軽くて持ち運びやすい

・シワになってもアイロンいらず

・紫外線防止効果がある

素材によって、服を判断するようになるなんて、オシャレ上級者な気分だ。デザインが被ることもあるけれど、それは品質に変わりないし、機能的な面を考慮すればそこは全然問題ない。夏は女性にとって汗、臭い、紫外線などとにかく天敵が多い季節ではあるが、

麻はこれらのトラブルから身を守ってくれる万能素材。

 

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