汗の臭いと制汗剤が混ざって電車の中が困った事態に

汗を気にする女性

電車など、人が密集する場所はどうしても息苦しさや色々な人の体臭とデオドラントグッズの臭いが混ざって、誰も考えつかないような組み合わせで新たな臭いが生成されて、とても不快になります。

デオドラントグッズそのものは、どれもいい香おりなのになぜか混ざるととんでもない臭いに・・・私も以前はよくわからず、ドラックストアで自分好みの匂いの製品をかたっぱしから使っていましたが、これが大きな間違いだという事に気づいたので書いておきます。

汗、臭い対策の基本的な用途

・汗を抑える。
・菌の繁殖を抑える。
・消臭する。
・香りでマスキングする。
・汗を吸収しふきとる。

大きく分けると

・制汗剤・・・・・・・汗の量を抑える。

・デオドラント剤・・・臭いを抑制する。

結論から言うと制汗剤は普段から自分は汗をかく量が多い、いわゆる汗っかきと感じている人向けの対策。

デオドラント剤は汗などが服に染み付き後の汗の臭いや頭皮の臭い、その人が元々持っている体臭などで人が不快と感じる臭いを抑制する対策と言えます。

しかし、だいたいこの二つは同時に使用することも多々ありますが、むやみやたらと使用していると匂いが混ざって私のようにとんでもないことになってしまいます。

この二つの違いをよく理解して自分の状態にあった製品を選びましょう。

社会人になってからの最初の洗礼

私は女性ですが、22歳の時、汗の臭いで大変困っていました。その頃事務員としてある会社に就職したのですが、それに伴い人生初の電車通勤をすることになりました。電車というのは不特定多数の人たちと一緒に乗ることになります。そのような経験は初めてで少々困惑していました。

夏の暑いときなどは本当に大変で、満員電車の中に立ち込める臭いにとても困っていたのです。ある程度、我慢をすることはできますが、日によってはいろいろな人の臭いが混じってかなり強烈な臭いになることもあって、時々気持ち悪くなりました。

自身の臭いには気をつけたつもりだったが新たな心配事が

そのため、自分自身も体から発する匂いには気をつけようと、制汗剤を購入して使うことにしました。その制汗剤は、市販の物を購入して使用していましたが、なんとその制汗剤の香りが強すぎて、近くにいる人が何となくこちらをチラチラ見てるような気がしたりして、毎日の通勤電車ではとても心配していました。

人が込み合ってる時間帯の電車の中は蒸し暑く、強い制汗剤の香りと汗の臭いが一緒になってなんか変な臭いになっているのが自分でもわかるレベルへ。

周りの人にどう思われているのか気になってしまい、毎日とても辛かったです。制汗剤だけの匂いはとても爽やかないい香りなんですけど・・・

しかし、後になってコレって本当の制汗剤ではなくて、単なる香りづけする為の香水とあまり変わらない物ではなかったのかと。

そんな疑念を持ちながら、どうしようかと思っていましたが香りも好きだし、なんとなくそのままやり過ごしていました。そんな時、たまたま行った友人の自宅でその答えがハッキリわかる事になったのです。

それは、その友人の部屋の匂いが、表現の仕様のないあの満員電車と同じようなとても変な臭いで、更に臭いがきつかったという事です。

芳香剤や制汗剤 使い方を間違えると逆効果

間違い

友人は、生ゴミの臭いがとても気なるらしく、その臭いを紛らわすため、部屋中いたる所に芳香剤を置いていたのです。私がいった時に感じた臭いは、その芳香剤の臭いだったのです。色々な臭いが混ざっていて、正直気分が悪くなりました。

この体験を元に、自分が良いと思っている匂いでも、他の人にとっては不愉快に感じることもあるのだと改めて思いました。そして、これを機に自分が使用している制汗剤についても見直すことにしたのです。

お部屋に置く芳香剤に消臭効果はありません。臭いが発生してるのに、新たな香りを持ってくると匂いが混ざってしまい変な臭いが発生します。体の臭いを抑える場合も全く同じで

・汗を抑える。
・菌の繁殖を抑える。
・消臭する。
・香りでマスキングする。
・汗を吸収しふきとる。

冒頭にも書きましたが、自分の体臭はどこから出ていて、またどういう種類の臭いなのかを確認して,どれかに重点をおいて対策する必要があります。

特に女性は、ワキの臭いが気になるところですが、私の場合、ワキガではないんですがワキ汗が結構多いんです。

ですので、基本的には臭い対策より汗対策に重点を置いていて、制汗剤の無香料タイプの製品を選んで使用しています。あとは、夏場など急に汗が噴き出した場合は、サラサラパウダータイプの拭き取りシートを使って汗が乾いた時の嫌な臭いがでないようにしています。

ワキガの方なら臭い対策と言う事で、抗菌、殺菌効果の高い薬用成分の入った消臭クリームやロールオン、スティックタイプのデオドラント剤の方がより効き目があります。汗の量も多いのであれば、ワキパッドなどを使用して、できるだけ他の匂いはつけないほうが良いですね。

最後にデオドラント剤や制汗剤は必要な時に必要な部分に最小限使用するようにして、帰宅した時などは、直ぐに拭き取ってなるべく肌に負担をかけないようにして下さい。

家族に協力してもらい自身の心配事を解消

色々と試してみた結果、香りがあるとどうしても汗の臭いと混ざって、おかしな臭いに変化してしまいます。

制汗剤とデオドラント剤がいっしょになった製品も人気があるようですが、私は、どうもデオドラント剤の香料が、友人宅でかいだあの芳香剤の臭いとかぶってしまい、最悪電車の中で同じ状況になり、他の人には嫌がられるだろうと想像してしまいます。なので、徹底して無香料の物をチョイスして使うようにしています。

また自分の匂いというのは、本当に気づきにくいと感じます。そのため、日々清潔を心掛け、特にワキの臭いに注意しています。自分ではわからないので、時々家族に協力してもらい、その都度指摘してもらってます。そのようにすることで、自分では気づかなかった匂いについて知ることが出来ますし、心配事が解消されます。

 

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