私の学生時代のワキガ回想録

つり革私は遺伝なのか、親父譲りでワキガが臭う。学生時代は常にワキガの臭いが気になっていた事を思い出す。その頃どう対策していたか回想してみようと思う。自分でワキガに気付いたのは中学生の時だった。その臭さに大変困っていたが、ワキガが臭いと言われた事は今迄一度も無かった。本人は結構気にしているし絶対臭っていると思っているので、毎日風呂に入る事を日課にしていたのは勿論の事。一番気にした学生時代は、臭いを消す薬を買って毎日使っていたが、それでも夏は結構臭う。一時期は、本格的にワキガ治療も考えていたほどだった。

ワキガはフェロモンのなごりなのか

一番気にしたのは、中学生の時に作詩をし始めて、結構女性にもてていた時、女学生に囲まれて写真を撮った時だった。誰も臭いとは言わなかったが、恥ずかしい思いで一杯だった。逆にワキガには、フェロモン的要因でも有るのかと思う程女子に囲まれた。あるとき、電車に乗った際に隣に座った女性が、ワキガの臭いが酷くて凄く嫌な思いをしたことがあった。

その時、皆が私に気を使ってくれているだけだと悟った。一体今までワキガの臭いでどれだけの人に気を使わせたのかと思うと心が痛む。専門学校生の頃は混んだ電車に揺られ都市部まで行っていたので、電車の中でも臭っていたと思う。嫌な顔をする人はいなかったが、皆我慢していたんだろうな。

専門学校卒業して、東京へ就職した時、車は持って行ったが車を使うのは休みの時と出張の時だけで、それ以外は電車通勤だった。最初の頃はかなり周りに気をつかっていたが、東京の電車は人が多くて汗や酒の臭いが充満していて まあ、私のワキガも臭っていたとは思うが劣悪な環境の中にいても臭いがまぎれると思い不思議と安堵感があった。

ワキガと酸いも甘いも学生時代

親父も年を取り私は親父のワキガが、臭いと思った事は一度も無かったが、姉は風呂にもろくすっぽ入らない親父は「臭い臭い ! 」一緒に行動するのが嫌だ、と私によく言っていた。私も言われないようにしたいと思っていたが、幼少の頃は親父のワキガの臭いも、いとおしいとさえ思っていた。しかし、世間一般にはこうはいかない。

私は今まで3人の女性と付き会ったが、そう言えば、その中の一人に、ある時、「色んな臭いがするからお風呂に入りましょう」と、言われた事が有る。やはり私はワキガが臭うんだろうな、気をつけないといけないなあと日頃から思うのでした。周りの人が私に気を使ってくれていた事が今まで一杯あったのかなと、今になってつくづく思う。

更にはこんなこともあった。専門学校生の時に、友達から私を殴ろうとしている奴らがいると聞いた事が有る。悪い事は何一つした覚えが無いにもかかわらず、「ひょっとしてワキガが臭うからかな ? 」 などと勝手におもいこんだりして。今思い返すと、やっぱり気にしていたんだなあ。

今更と思う今日この頃だがワキガ対策は継続中

最近ではもう殆どワキガの事は忘れている。会社も辞めたし現在は親父との二人生活をおくっているが、相変わらず姉には親父が臭くてたまらんと何時も聞かされる。会社にいたときには、老人になると余り風呂に入らないと同僚も言っていたので、姉にもそれは言っているのだが中々納得しない。

姉は私に対しては「臭い」と言った事は無い。それは、私が風呂に入ってちゃんとワキガ対策の努力をしているからだと思っている。手術すれば治るらしいが、私ももう56歳。今更と思う今日この頃です。