汗だく作業員だから分かる誰もができる本物の汗、臭い対策

電気工事

高校時代は部活でボクシングをやっていました。その時期からワキガではありませんが、私の体臭がキツイらしく、そのことについて部員に言われた事もあり、自身の体臭が人よりキツイと言う事には気づいていました。

以来、部活で汗を流した後のケアには特に気を使ってきたつもりでした。

が、しかし、

  • デオドラントスプレーを体に振りかける。
  • 匂い有りのデオドラントシートで汗を拭き取り体臭をごまかす。
  • 香水で匂いを上塗りする。

そうです、長年してきたこの行為が今日まで余計に体臭をきつくさせてしまったのです

デオドラントグッズの中には色々な種類がありますが、汗臭くなった体に香料の入った物を使っても元の臭いを抑えてるのではなく、マスキングしただけでかえって匂いが混ざってしまって余計に変な匂いになってしまうんですね。

中学や高校生の時、友達の家に遊びに行くと必ずその家独特の匂いがあり、その本人もその家と同じ匂いがしていて、この匂いは誰それ君の匂いだな、なんてありましたよね。したがって自分の場合は、なんか汗臭いヤツと思われていたかもしれません。

ご自身の体臭を気にしているのであれば一度、現在使用しているデオドラントグッズの類は思い切って使用を中止してみるのもありかなと思います。

使用を中止すると精神的に不安になるのもわかりますが、思い切る事で逆に良い結果に結びつく事もありますよ。

私の体験を通して行ったケアの仕方も参考にしてください。

体臭のケアには特に気を使ってきたつもりだったが

現在、仕事は電気通信関係の外回りの仕事をしています。夏場も炎天下の中、高所作業車に乗って高いところで作業をする事が主な作業で、特に夏場は汗をかきやすい季節ですので体臭もかなり気にしていました。

毎年夏がくると、汗をかく度に長年使用しているデオドラントスプレーを体にふりまき、デオドラントシートで汗を拭き取る毎日でしたが、これが問題だったようです。

そんな中大変ショッキングな出来事がありました。ある日、作業内容の関係でいつもと違うメンバーと作業をする事になったのですが、いつもの様にダラダラと汗を流し、汗にまみれた作業服を着替えもせずに作業をしていると、その同僚に指摘をされてしまいました。

「臭いきついねー。」

自分の体臭の事は分かっているつもりでしたが、社会に出てから面と向かって指摘されたのはこれが初めてで、高校生の時に言われた事も思い出し、かなりグサッときました。同時に、しっかり汗を拭き取りおまけにスプレーまでしてるのに何故?と言う思いが・・・

ケアしたつもりが臭いが混ざると逆効果に

どうしても気になったのと、頭にきたのもあってか少々強めの口調で、どうきついのかを聞き返しました。すると彼は

「汗の臭いと、スプレーかシートの花の匂いみたいなのが混ざって臭い、それやめたほうがいいよ。」

ショックでした。他のメンバーにも同じ様な思いをさせていたのか、たぶん気を使って言えなかったんだろうな、と。

実はその指摘をしてくれた同僚も過去に体臭に悩んでいて、色々調べて現在は改善することができているとのことでした。その体臭の改善方法とはどういったものかを簡単にご紹介したいと思います。

体臭の原因は汗によって発生した雑菌によるもの

汗をかき濡れたままの衣服や作業服を放置していると、そこから雑菌が発生します。そしてその雑菌がどんどん繁殖していきます。

衣服だけではなく、脇の下でも雑菌は繁殖します。体温の高いところや、湿気のある場所というのは雑菌にとってとても心地の良い場所です。この雑菌が体臭の原因となっている様です。

具体的な体臭の改善方法

絞ったタオル

デオドラントスプレーやシートで臭いを消しても、これは一時的なものであり、汗をかけばまた臭いは発生してしまいます。

先程お話したように、臭いが混ざって酷くなることもあります。デオドラントグッズ自体は決して悪いものではありませんが、そもそも汗をかいたらそれを綺麗に拭き取ってあげなくてはなりません。

先ずは水で濡らしたタオルで体を拭く

かいた汗を綺麗に拭き取るのは、デオドラントシートよりも無臭の水で濡らしたタオルで体を拭き取るほうが全然効果的です。毎回汗拭きシートをつかって汗を処理している人はここが一番不安になるところだと思いますが、是非試してみてください。

濡れたタオルがポイントで、乾いたタオルだと皮膚の表面が乾燥状態になりそれを補うためにまた皮脂を分泌します。私のように元々体臭がキツイとさらに匂いが酷くなってしまいます。

また本来、汗は体温調節を行う私たちの体にあらかじめ備わっている重要な器官です。体温が上がると汗をだして、その汗が蒸発するときに体の熱も一緒に放出してるわけで、あらかさま乾いたタオルで汗を拭きとってしまうと、その効果がなくなって最悪は熱中症の危険性もでできます。

湿ったタオルだと汗を拭きとった後も、皮膚の表面に水分が残って体温調節の機能も損なうことなくボディーケアができるのです。

そな理由で普段からは水を入れたペットボトルを携帯していて、一現場終わる度にタオルを水で濡らして体を拭くようにしました。

水を持ち歩く事ができなければ、濡らしたタオルをビニール袋に入れて携帯しておくのもいいですね。

徒歩で外回りの営業などの仕事をされてる方は、公園などの公共施設でタオルを絞って携帯すると常に清潔な状態で使用できます。

汗で濡れた衣服はこまめに着替える

それから、汗で濡れた衣服は可能な限りこまめに着替える様にしましょう。濡れたまま着ていると、繁殖した雑菌が体についてそのまま汗をかき、拭き取っても意味がなくなります。着替えのシャツを何枚か持っておくと良いですね。

体臭と一口にザックリ言っても発生源はいろいろあるわけですが、他人が人の匂いを感じる時はそれら全部ひっくるめて「臭い」と感じます。

私の経験からすると、汗をかいた後に汗が衣類にうつっていって最終的に「汗臭い」になるようで、衣類、特に下着をマメに交換するのは、かなり効果があります。だいたいの人は、朝からその日、一日下着はきがえないで、過ごすのではないですかね。

日頃のケアは食事の見直しから

脂肪分の多い食材の摂取を控える

食事にも気をつけましょう。動物性脂肪分の高い肉類等の摂取は体臭の原因になってしまいます。食べた物は、ダイレクトに皮膚の表面から臭いますよね。

自分以外の匂いはわかりやすくて、他人だったらその人の食べた物がわかったりします。そういう理由から、動物性の脂、特にバターや肉類の脂、あと大抵の人が好物のこってりラーメンなどは、程々にしとかないと臭いの原因になってしまいます。

タンパク質は肉より魚や大豆から

タンパク質は体を形成する大事な栄養分で、私のように体を使って仕事をしているガテン系の方は特に必要な物ですが、何となく肉を食べないとスタミナがつかないようなイメージがありますが、大豆や魚からも十分摂取できます。

肉類は消化するのに時間がかかり、消化しきれなかったものが臭い物質を腸内で発生させてしまいます。おならが臭くなるのも腸内環境の悪化によるもので、体臭悪化に直結してしまいます。

結局のところ、体臭改善に効果がある食事というのは、私たちが子供の頃から、朝ご飯で食べていた物がたくさん含まれていると思いませんか。
勿論、過度な食事の偏りはさけなければなりませんが、魚、豆腐、大豆、これらを少し多めに摂取してみましょう。

たまには、約肉をみんなで食べに行くのはぜんぜんありですよ。

まとめ

体の外側と内側と両方からケアしていくのが大事ですね。私も以上の事を実行した結果、汗の事で指摘を受ける事は大部なくなったようです。どちらかと言えば、外側からのケアはすぐに効果を実感できますのですぐに実行する。

食事改善の方は、あまり気追い込んでやる必要もなく、長いスパンでやった方が無理なくできます。同僚から指摘を受けてから4年位が経過しましたが、現在も継続しています。体臭の悩みもほぼ解決し、今は汗をかいてもそれほど気にする事なく仕事をすることができています。

 

 

コメントは受け付けていません。