白衣の天使は実は足が臭い問題

ナースステーション

私は31歳女性、現役で看護師をしています。看護師さんのイメージって、まさに「白衣の天使」という昔ながらの憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。皆さんのその憧れの白衣の天使は恐らく、いい香りを漂わせながら患者さんのお世話をするイメージではないでしょうか。残念ながら現実は、かなり・・・

私をはじめ、看護師さんの足はほぼ臭いです!その臭さと言ったら、「ん?ちょっと臭うかな?」くらいの臭いではなく、尋常でない臭いを発しています。今の病院は針刺し事故予防のため、足先までしっかりと覆われた靴やクロックスなどを履くことが義務付けられている病院がほとんどです。

義務化されたシューズのおかげで耐え難い臭い発生

私が就職したばかりの頃は、そこまで靴への制限などもなかったため、ナースサンダルを履いていた看護師さんも多くいました。ナースサンダルは「サンダル」というだけあって、大変通気性が良く、そこまで臭いを放つことはありませんでした。しかし、現在主流のナースシューズや医療用クロックスは密閉されているものが多いので、ものすごく蒸れるんです。

その蒸れ蒸れの状態で、1日中立ちぱなしの動きっぱなしで、足はかなり汗をかきます。靴には汗が染みこみ、それを毎日履くことで更に臭いが蓄積していくのです。仕事の後に自分の靴の臭いを嗅ぐと、正直かなり引きます。籠ったような、すこし酸っぱいような…とにかく耐え難い臭いがするのです。

ナースステーションは足クサ女の集まりと化す

日勤や夜勤の終わりになると、なんとなくナースステーションの膝から下あたりが臭くなってきます。座ってカルテを書いていると自分とほかのスタッフの足の臭いを感じるんです。白衣の天使の園ならぬ、足クサ女の集まりとなっています。そのため、看護師は各々足クサ問題に対処すべく、いろいろな工夫をしています。

まずは靴選び。今はナースシューズと一口に言っても、かなり多くの種類があり、におい対策がしっかりとされている靴が多くナース専用通販で売られています。通気性が良い形状のものを選ぶ事、消臭対策のされているものを選ぶことがまず重要です。次に靴下のチョイスが重要です。

日々行われる看護師たちの足の臭いとの闘い !

今はパンツスタイルのナース服がほとんどなので、ストッキングはほとんど履きません。消臭対策のとられた靴下も多くあるので、必ずそのような靴下を履くようにしています。そして、勤務終了時、ナースシューズを脱いだら、ナースシューズに消臭スプレーを必ず噴射します。私のお勧めは、消臭、除菌芳香剤で原因菌を殺菌したあとに、少し香りのある消臭スプレーを使用する二刀流です。このように看護師の足の臭いとの闘いは日々行われているのです。

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